年別アーカイブ:2015年

大震災から4年半

2015年9月12日   岡本全勝

9月11日は、東日本大震災から4年半の節目でした。各紙とも特集を準備してくださったようですが、豪雨災害に紙面をとられたようです。読売新聞は見開きで、写真や図表を多用して、高台移転を詳しく解説していました。他紙も、数日前から連載などをしていました。朝日新聞は9月12日に、「東日本大震災から4年半」として「仮設 今も6.8万人」を特集していました。

岡本次官の怒り、仕事と家庭

2015年9月11日   岡本全勝

今週の某日、ある職員が、相談に来ました。「来月の休日に、地方で開くイベントですけど、娘の運動会とぶつかったので、遅れて駆けつけます。ついてはイベントの前段を、次官に務めてもらえませんか」と。それを聞いて、久しぶりに私の怒りが爆発。「あんたの娘さん、まだ小さかったよな」。彼が答えて「小学校1年生です」。私は怒りを抑えつつ優しい声で、「あんたはアホか。娘さんの運動会と復興庁のイベントとを、天秤にかける親がどこにいる。一日中娘さんの運動会に出なはれ。あんたの小学校の時を、思い出してみ。親と一緒に玉転がしをして、弁当を食べたことが、うれしかったやろ。子どもさんが高校生とかだったら、親が来なくても良いだろうけど」と。
彼はまだ「私がいないと、イベントが・・・」とか抵抗していましたが、ここはキッパリ。「あんたがいなくても、仕事は回る。イベントに出席することは禁止する。自分がいないと仕事が回らないと考えているのは、自分の誇大評価も、はなはだしい」と、追い打ちをかけました。まじめな職員なので、少々演技をして、二人の共通語である関西弁で指導しました。

豪雨災害お見舞い

2015年9月11日   岡本全勝

昨日今日と、栃木県、茨城県そして宮城県を中心に、豪雨による大きな災害が起きました。被害に遭われた方に、お見舞いを申し上げます。
写真で見ると、広い地域が水没し、びっくりするような状態になっています。今回は川の氾濫による災害ですが、津波と同様に、水の恐ろしさを見せつけられます。一日も早く水が引き、復旧することを期待しています。

存在する答えに向かうことと、自分で答を探すこと

2015年9月10日   岡本全勝

毎日新聞9月9日夕刊、畑村洋太郎さんの「技術大国のおごりを捨てよ」から。
・・・日本企業は戦後、欧米の産業に追い付き、追い越せとばかりに努力を続け、経済成長を遂げてきた。そのピークは1980年代。日本の技術力や品質が外国で認められると、自らを誇ってこう呼んだ。「技術大国」と。とりわけ世界市場をリードしてきた一つが家電メーカー。だが今は、韓国、中国勢の大量生産による低価格攻勢にさらされるなどして経営が悪化している。この問題をどう捉えればいいのか。戦後日本の産業界を見続けてきた畑村さんの観点は独特だ。戦後70年の歩みを二つの時代に分けて考える。奇跡の50年間と、何をしたらいいか分からない20年間だ。
奇跡の50年についてはこう語る。「闇夜に光る灯台を目印にすれば船は目的地を見失わないように、日本企業は欧米の先進例を目標に『存在する答え』へ向かって必死で歩み、努力してきたからこそ高い技術力を身に着けた」。
その後の20年は、灯台にたどり着いたものの、次の目標を見失ったと見る。「日本企業は自分で『答え』を探さなければならなかった。それなのに『自分たちの技術は高い』との自己評価にあぐらをかくだけで、自らの頭で考え、努力することを怠ってきた」・・・
私は、『新地方自治入門』で、欧米に追いつくという目標をうまく達成した日本の行政が、達成したが故に目標を失い、次の目標を探しあぐねていることを論じました。

周りが見えない人

2015年9月10日   岡本全勝

復興庁から地下鉄の溜池山王駅に行く途中に、溜池の交差点があります。六本木通りと外堀通りが交差します。私は、虎ノ門側から赤坂見附方面へ、六本木通りを渡ることになります。大きな交差点で、自動車の左折用の側道(虎ノ門方向から来て六本木方向に左折します)があります。歩行者が渡るためには、まずその側道を渡るための短い横断歩道Aを渡り、中之島にたどり着き、次に信号のついている長い横断歩道Bを渡ります。
左折する車は多く、ほぼ途切れない状態です。ところが、横断歩道Aを横断する歩行者も、退社時刻には、ぽつぽつと途切れない状態です。信号がないので、歩行者優先です。横断者が途切れないと、車の列ができます。
私を含め何人かは、先の信号が赤の時は、横断歩道Aの手前で止まり、車を通します。だって、急いで渡っても、中之島で待つだけですから。横断者が少し待つだけで、たくさんの車を通すことができます。ところが、私たち数人が手前で待っているのに、私たちを追い抜いて、急いで横断歩道Aを渡って、中之島で待つ人がいます。その間、待つ車の列が伸びます。少し全体を見れば、分かるでしょうにね。
その人に向かって、「あんた、何そんなに急いでんの。手前の横断歩道Aを渡っても、中之島で待つだけでっせ」と声をかけたいのですが、小心者なので黙って見ています。