年別アーカイブ:2015年

岡本行夫さん、希望の狼煙

2015年11月16日   岡本全勝

岡本行夫さんが、キャノンの研究機関『キャノングローバル戦略研究所」のホームページに、「日本人の復興力」を書いておられます。希望の狼煙プロジェクトです。
私は当時(2011年夏)、被災者支援本部から復興本部に勤務していました。この試みを聞いたとき、目から鱗が落ちるというか、行夫先輩のアイデアと実行力に脱帽しました。
その後も、いろいろとご指導いただいています。行夫さんは、1991年の湾岸戦争時の、外務省北米一課長時の対応が有名です。若い人はご存じないでしょうか。手嶋龍一著「一九九一年日本の敗北」(1993年新潮社)、「外交敗戦―130億ドルは砂に消えた」(2006年、新潮文庫に再録)をお読みください。

日常? 原稿の奴隷

2015年11月15日   岡本全勝

非日常的な時間はそうしばしばないからこそ、非日常です。残りの時間は、いつものように過ぎます。すなわち、毎日、職場では仕事に追われ、家では原稿に追われています。
連載「明るい公務員講座」は、1か月分の原稿を出版社に渡してあるので、順次返ってくるゲラを校正すればすみます。とはいえ、その次の分を書かなければなりません。
3月に共著で出す予定の本は、11月中旬が締めきりと、編集者から督促されています。今日も家にこもって、ほぼ書き上げました。これから、関係者に目を通してもらい、完成させる必要があります。
このほか、年内に2か所で講演を引き受けているので、これもしゃべる内容と資料を考える必要があります。
夜は異業種交流会が続き、このあとは、年賀状という苦行難行が待ち受けています。

自衛隊音楽祭り

2015年11月14日   岡本全勝

今日は、自衛隊音楽祭りに、武道館へ。ご存じの方も多いでしょう。大変な迫力、かつ一糸乱れぬ展開は、感動します。耳で音を聞き、眼でドリルを見て、体で太鼓の音を感じます。2時間があっという間でした。自衛隊の歌姫も、陸海空3自衛隊にそれぞれおられるのですね。昨年の演奏・演技を、映像で見ることができます。(平成26年度映像写真)。

インドネシア政府幹部への説明

2015年11月13日   岡本全勝

昨日11月12日には、インドネシアの防災庁幹部など国と地方の復興関係者の訪問を受け、日本の復興についてお話をしました。インドネシアも、大きな津波にしばしば襲われています。
事前に資料を用意し、インドネシア語に翻訳しておきました。通訳を介してですので、あまり細かいことを伝えることは難しいです。そこで今回も、写真を多用し、解説もわかりやすいことを心掛けました。英語と違い、通訳者が通訳しているのを横で聞いていても、どこまで話が進んだかまったくわかりませんでした。

自民党政治の50年

2015年11月13日   岡本全勝

13日の日経新聞に「自民党50年」が載っていました。その中で「高度経済成長の波に乗り、富の分配を努めた前期。冷戦終結で反共の目標を失い、中道勢力との連携で何とか政権を維持してきた後期」との総括があります。よく言い当てていると思います。ただし、財政面からの分析を続けるなら、「高度経済成長の波に乗り、富の分配を努めた前期」の続きは、「経済成長が止まった後も、赤字国債でその路線を続けた後期」だったと思います。これは、自民党への批判でなく、日本の政治と行政への評価です。
私の主張は、「新地方自治入門」に書いたように、戦後日本の国民と国家の目標は豊かになることであり、それに成功した。その間、政治と行政は経済成長の上がりである税金で、公共サービスと社会資本整備をした。それが、日本社会を豊かになることに寄与し、政治と行政も成功した、です。政治=自民党政権と、行政=各省・官僚は、行政サービスを拡充するとともに、公共事業や補助金を配分し、減税や租税特別措置という「補助金」を配分したのです。これは、地域別・業界別に行われ、「主計局-各省(各局)-族議員-業界」という鉄のトライアングルを作りました。また、このような業界別でなくても、公共サービスとともに本格的増税をしたことがないというかたちで、国民全体に利益を還元したのです。できたのです。
経済成長が止まり、税収が増えなくなっても、借金(国債と地方債)で、この構図を続けました。いえ、続けています。「新地方自治入門」p125図表5-2をご覧下さい(戦後日本の経済成長と税収に載せてあります)。これまでのような、族議員の集合体である自民党や各省官僚制は、この構図に適した仕組みです。富の配分政治を変えるためには、族議員を打破し、各省官僚制を変革しなければなりません。
同じく日経新聞「風見鶏」では、西田編集委員が「シンクタンクで行こう」を書いておられました。「霞ヶ関の官僚機構と二人三脚で、自民党は結党以来の50年間、ほぼ一貫して政権を担ってきた。霞ヶ関は自民党の知恵袋であり、シンクタンクとも言える存在だったが、自民党は50周年記念事業の目玉として独自のシンクタンクを創設する」「霞ヶ関の発想からは出てこない政策が必要になっている」「小さな政府と言っても、党内でイメージが定まっていない。自分の首を絞める話だから、こういう問題意識は役人からは絶対出てこない」
2つは別の記事でしたが、期せずしてシンクロナイズ(同調)していました。