今日12月23日は、天皇誕生日。天皇誕生日宴会の儀にお招きいただきました。夫婦で、皇居豊明殿で、午餐をいただきました。皇族のほか、閣僚、国会議員など500人を越える大勢でした。厳粛な中にも、和やかな宴でした。
月別アーカイブ: 2015年12月
内閣制度130年
今日は、総理大臣官邸での内閣制度創始130周年記念式典に出席しました。式典には、歴代の総理、官房長官、副長官と、現在の大臣、副大臣、政務官、事務次官が招かれたようです。
今年は戦後70年ですから、明治から戦前が60年、戦後が70年です。戦後の方が、長いのです。もっとも、新憲法は昭和22年、1947年ですから、2年のズレはあります。さらに、内閣制度は明治憲法より先に始まっていますから、単純に旧憲法下、新憲法下での対比にはなりません。
私が60歳です。戦前の内閣制度、明治憲法は私くらいしか、もたなかったのです。現憲法は、私より10年長生きしています。しかし、それぞれ、一度も改正されていないのです。これは、弱いですね。
発災直後の仕事の様子
先日、このホームページに載せた、被災者生活支援本部の写真。当時の職員が、日付を特定してくれました。事務局の様子は3月24日、本部会合は3月24日と4月11日でした。
民主政には中産階級が不可欠
12月20日の日経新聞「日曜に考える」は、塩野七生さんの「揺れる世界と政治 リーダーの条件とは」でした。
「古代ギリシャ人はまさに民主政の創始者です」との問に対して。
・・・結局、市民社会、市民階級がないところには民主政は成り立たない。そのことは現代でも立証されています。持てる力を可能な限り活用するために生まれたのがアテネの民主政であって、やはり中産階級が重要な役割を担ってきた・・・
「欧州以外はどうでしょうか」との問には。
・・・イスラム世界は中産階級をついに作れなかった。それが民主政が成り立たず、社会が安定しない原因でもある。商人階級は作りました。北アフリカのイスラム世界はサハラの黄金を売っていた。今ならばオイルです。原料を輸出する側はそれだけでもうかる。工業製品を輸出する側は、例えばフィレンツェやベネチアだったら繊維業で、色を付ける、織るなどの過程がある。その人たちに職を与えることになった。
イスラム世界は人々に高学歴を与えることはできた。しかし今なお高学歴にふさわしい職場を作れていない。だから軍隊とかバース党(アラブ主義政党)のような所に貧しい秀才が流れてしまうのです・・・
原文をお読みください。
年賀状書き
今日は、もう12月20日。この時期恒例の修行=年賀状書きに、引きこもっています。私にとっては、年に一度のペン習字のお時間です。ようやく表書きを300枚書きましたが、先は長いです。