昨日11月22日、岩手県宮古市田老で、まち開きが行われました。田老地区は、明治と昭和の津波に遭い、巨大な防潮堤を造りました。しかし、今回の大津波はそれをも乗り越えて、町を流し去りました。そこで、近くの高台に集団移転することにしました。大がかりな工事でした。写真に見えている、奥の山を切り取って平らにして、約230の宅地を造成したのです(工程表)。今回の大災害での、一つの象徴的な地区です。造成工事ができて、順次、家が建ち始めています。
月初めには、宮城県石巻市のまち開きに行ってきました(11月3日の記事)。各地で、工事ができあがりつつあります。