石巻市の復興まち開き

今日11月3日は文化の日、石巻市で開かれた「まちびらき式典」に出席しました。会場の新蛇田地区(南・北)は、内陸部の田んぼを埋めて、合わせて7千人の町を新たにつくります。この土地区画整理事業は、宮城県でも一番大きな、被災3県でも1、2の大きなまちづくりです。高速道路から見えるので、その進捗状況を、私も楽しみにしていました。工事は3年ほど前に始まり、造成工事、そして最初に公営住宅が建ちました。それから戸建て住宅が、順に建ち始めています。
4年8か月前、石巻市は大きな津波被害に遭い、たくさんの人が亡くなりました。その人たちのためにも、安全で安心なまちをつくる必要があります。しかし、住宅ができただけでは、住みよい町ではありません。コミュニティができてこそ、住みやすい町です。平成32年の東京オリンピックは、被災者全員に自宅でオリンピックを見ていただく。その方針で復興庁も頑張ります。今日の祝辞では、こんなことを述べました。(コミュニティ再建に取り組む人を伝えるNHKニュース
午後からは、女川町、東松島市を見てきました。半年行かないと、どんどん町ができています。