月刊『地方財務』(ぎょうせい)9月号が、地域おこし協力隊の分析をして、その悩みを解説しています。9月3日の毎日新聞は、福島で活躍する復興支援員と復興支援専門員の座談会を載せていました。
それぞれ、総務省が行っている民間職員派遣の枠組みです。地域に入って、地域おこしや復興に協力してもらっています。各人の熱意で活躍しているのですが、多くの場合は初めての土地に入ります。受け入れ側との「かみ合わせ」がうまく行かないと、仕事が進まないこともあります。実力を発揮してもらうために、受け入れ側が注意するべき点もあります。そのあたりが、解説されています。
月別アーカイブ: 2015年9月
中小企業グループ補助金
中小企業グループ施設復旧補助金の第14次公募結果が、発表されました。岩手県、宮城県、福島県において、30グループが採択されています。この制度は関係者の間では、すっかり有名になりました。大震災で被害を受けた中小企業の施設・設備を復旧する際に、共同で事業を行えば、国庫補助金が出ます。復興のリード役となる「地域経済の中核」である中小企業グループを再建しようという趣旨です。資料を見ていただくとわかるように、次のような類型を対象としています。
・地域の基幹産業・クラスター
・雇用・経済の規模の大きさから重要な企業群
・我が国経済のサプライチェーン上、重要な企業群
・地域コミュニティに不可欠な商店街
水産加工業、小売業、製材業、運送業などの業種が、支援を受けています。
ゆう活終了
昨日8月31日で、官庁の「ゆう活」が終わりました。この間に、全職員が8:30に出勤し定時(17:15)に退庁できたわけではなかったようです。しかし、20時までには、ほぼ退庁できたようです。ただし、国会審議の前の晩は、ダメです。職員に、「なぜ17:15に退庁できないの?」と聞くと、「いや~、飲み会が18:30始まりで」とか「体が18:15退庁に慣れているんです」という、「意味不明の答」も返ってきます(笑い)。
今日から、復興庁でも多くの職員が、勤務時間を9:30~18:15に戻したようです。「通勤電車が混むので」というのが、大きな理由のようです。もっとも、1割を超える職員が、引き続き早出(8:30出勤または9:00出勤)を選んでいます。
私は、以前と同じように今朝8時過ぎに出勤したら、8:30に外の方から電話がかかってきた以外は、部下からの「攻撃」が少なく、9:30までは自分の時間が持てました。うれしかったです。
原発避難区域、準備宿泊
8月31日から、南相馬市小高区、川俣町山木屋地区、葛尾村で、準備宿泊が始まりました。これまで夜間宿泊が認められていなかったのですが、それが可能になります。除染やインフラ復旧が終わり、帰還できる条件がそろいました。早く帰還したい住民にとっては、朗報です。いくつかの新聞に、特産のトルコキキョウを栽培している農家が取り上げられていました。遠くの仮設住宅から通わなくても、自宅から作業に行けます。もっとも、まだ不安なので帰らない人、子どもが避難先で学校に通っているので帰りにくい人もおられます。今回も、対象者は1万4千人おられますが、準備宿泊を申し込んでおられるのは約1割です。
楢葉町は、このような準備期間をおいて、9月5日に避難指示が解除されます。
祝2,300,000番
今日カウンターが、2,300,000を達成しました。2,200,000が、2月4日でしたから、100,000に7か月かかりました。最近は、平日は約500人、休日は200人程度の方が見てくださいます。1週間に約3000人ですね。つまらない私の「覚え書き」を毎日読んでくださる方に、感謝しなければなりません。ありがとうございます。