今日5月27日、宮城県が、仮設住宅の延長について公表しました。詳細は、発表資料を見ていただくとして。これを見ると、新しい段階に入ったことがわかります。これまでは毎年、仮設住宅の提供を延長してきました。今回の発表資料も、表題は「仮設住宅の延長」となっています。しかし、よく読むと、延長する市町村の他に、終了する市町村が増えています。すでに21市町村が終了し、今年度中に2市が終了します。これらは、自宅の自力再建や公営住宅が建設ができて、仮設住宅が不要になったのです。残る市町村でも、5市町村は「特定延長」と名づけていますが、移転先が決まっているが工事完成を待っている方が残っている自治体です。これらは、めどが立っています。まだ市町村単位で延長するのは、7市町村です。もっとも、これらの市町村でも、引っ越しして空き家になっている仮設住宅も多いです。着実に進捗しています。