読売新聞は、郵送方式による世論調査結果を載せていました。回答は1900人です。
・・復興に関して気になること(複数回答)は、「被災者の暮らしぶり」70%と「復興予算の使い道」69%が、とくに高かった。国の復興予算が適切に使われてきたと思うかを聞くと、88%の人が「そうは思わない」と回答し、「適切に使われてきた」は10%にとどまった。復興予算を確保するために国民の負担を増やすことには「反対」が71%と、否定的な回答が多数を占めた。背景には復興予算の使い方に対する不信感があるようだ・・と、厳しい指摘です(1面と30面)。
また「仮設撤去1%届かず…被災3県、復興住宅遅れ」も、大きく解説しています。あわせて、仮設住宅に空き家が増えていること、集約化の難しさも指摘しています(1面と3面)。31面では、被災地での医療と被災者の健康を取り上げています。
他方で、NHKは、「福島の仮設住宅で空き室増加。孤立懸念」を伝えています。毎日新聞は、多くの紙面を使って、「介護の問題」や「鉄道道路の復旧」などを解説しています。