宮城県女川町では、津波にのみ込まれた町の中心部の大改造が進んでいます。周辺の山を切り崩し、中心部をかさ上げするのです。町役場が、定点観測の写真を載せてくれています。視察に行かれたことのある方なら、どこから撮った写真かすぐにわかると思います。
一番下段、「製氷工場屋上から見たJR女川駅方面」を、昨年4月から見ていただくと、写真左側の山が削られ、右側に女川駅舎(白い鳥が羽を広げたような屋根)が立ち上がってくるのがわかります。下から2段目「女川町地域医療センター高台から見た国道398号方面」では、徐々に土地がかさ上げされている様子がわかります。