23日土曜日は、日本医療政策機構主催のフォーラム「3.11から3年半 被災地住民の健康を守る」に行ってきました。この機構は、黒川清先生が代表を務めておられるNPOです。大震災に関しては、アメリカの医療支援団体Project HOPEなどと共に、岩手県山田町で支援をしてくださっています。
今回のフォーラムは、山田町での活動の報告と、被災地での健康について関係者が議論するものです。佐藤町長のほか、国から私が、医療関係では石巻で活躍しておられる武藤真祐先生、NPOからは田尻佳史さん(日本NPOセンター)、また司会にCSRの専門家の金田晃一さん(武田薬品)が出席しました。既に親しくしてもらっている人たちです。
被災地の復興には、インフラだけでなく、健康やつながりの復興が必要なことを、もっと広く知ってもらう必要があります。そして、国が積極的に取り組んでいる以上に、現地で医療関係者やNPO、企業(CSR)が活動している実態を、もっと知ってもらう必要があります。
ところで、石川啄木の「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心」は、良い歌ですね。今回は、盛岡城跡に寄る時間はなかったのですが、立派な石垣の残るお城です。