ニュースでご覧になった方も多いでしょう。厚生労働省の検討会が、睡眠を健康的に取るための指針を、見直しました。その中に、年代別の適切な睡眠時間が書かれています(報告書p10)。
・・。夜間の睡眠時間は10 歳代前半までは8 時間以上、25 歳で約7 時間、その後20 年経って45 歳には約6.5 時間、さらに20 年経って65 歳になると約6 時間というように、健康で病気のない人では20 年ごとに30 分ぐらいの割合で減少していくことが分かっています。
一方で、夜間に寝床で過ごした時間は、20~30 歳代では7時間程度ですが、中年以降では長くなり、75 歳では7.5 時間を越えます。
昔から、年をとると徐々に早寝早起きの傾向が強まり、朝型化することが知られていますが、加齢による朝型化は男性でより強いことが分かっています・・
私も若いときは、とにかく眠たかったですね。それも朝です。夜は起きていられるのに、朝は布団から出たくない。皆さんも同じでしょう。でも、歳をとると、夜は早く眠くなり、朝も早く目が覚めるようになりました(総理秘書官時代の睡眠については、別途書きましょう)。
ところが、3年前に被災者支援の仕事について以来、しばらくは朝が早かった(いろいろ思いついて、寝ていられなかった)のですが、その後、朝が起きられなくなりました。休日は、いくらでも寝ていられるくらいです(原因は、参事官たちが私をこき使うからだと推測しています。笑い)。
他方、私は、寝付けないという経験が、まずはありません。いつでもどこでも、すぐに寝るという特技を持っています。歳をとってから、この技には磨きがかかり、特に日曜夜は「ダーウィンが来た」の途中で寝てしまいます。そしてキョーコさんに起こされて、お風呂に入って、少し本を読んでも、22時には寝てしまいます。