朝日新聞8月19日夕刊に、「ベビーカーおろすんジャー現る」という記事が載っていました。
東京の地下鉄丸ノ内線の方南町駅(我が家の近くです)に、戦隊ヒーローの格好をした男性が現れ、ベビーカーを抱えて、階段を下ろすのを手伝ってくれるのです。
エレベーターやエスカレーターのない駅で、ベビーカーや荷物を持った人が困っていることが多いです。このヒーローは、顔を見られるのが恥ずかしいので、ヒーローの仮面をかぶっています。最初は、不審がられたそうです。
かつてこのホームページでも紹介しましたが、日本は荷物を持った弱い人に対し、冷たいようです。私は、最近は恥ずかしくなくなったので、見かけたときにはお手伝いしています。もっとも、それくらいでは、我が子の子育てを手伝わなかった(そもそも、手伝いという表現が、間違っています。正確には、責任を果たさなかった)罪は償えません。「今日のささやかな善行」(2010年12月18日)、「読者からの反応」(2010年12月6日)。