遅くなって恐縮です。内閣府男女共同参画局が、5月に、「男女共同参画の視点からの防災・復興の取組指針」を公表しました。
概要の最初にも書かれているように、東日本大震災において、衛生用品等の生活必需品が不足したり、授乳や着替えをするための場所がなかったり、「女性だから」ということで当然のように食事準備や清掃等を割り振られた避難所もありました。たくさんの反省があります。
他方、女性のリーダーがいた避難所は、運営がうまく行ったところが多かったです。
今後、災害が起きたときに、今回の反省を活かし、また良かった点を取り入れてもらうために、関係者にはぜひ読んでもらいたいです。
事前に頭に入れておき、準備しておかないと、いざというときに実践できません。「これまでになかったから」という言い訳は、初めての時は通じますが、東日本大震災で被災地が経験したことを勉強せずに、「知りませんでした。初めてなもので」は、通用しませんよ。