今日は午前中に、六本木の新美術館の「貴婦人と一角獣展」に。比較的空いていて、見やすかったです。「以前、見たことがあるなあ」と、思っていたのですが。現物を見て思い出しました。パリの美術館で見ました。いつのことかは、思い出せないのです。何かのついでに行ったのでしょう。
ところで、ビデオによる解説は、わかりやすいです。実物を展示されただけでは、背景のたくさんの花や動物たちまで、視線が行きません。また、この壁掛けが、どんなお城にあったのか。作られた背景なども。パネルによる説明より、わかりやすいですね。もちろん、実物を見た後なので、「なるほど」と引き込まれます。実物のリアリティには、かないません。
よくこれだけのものが、500年間、残ったのですね。同様のものも、たくさん作られたのでしょうに。しかも、この壁掛けは、所有者の家系に跡継ぎがいなくて、次々と持ち主が変わったようです。
昨日今日と、普通のサラリーマンの生活をしました。よって、原稿は進まず。反省、と言いつつ、ほとんど反省していません。
でも、帰りに寄った本屋では、某著名記者とばったり。立ち話で、経済の見通しなどについて、無料の講義を受けてきました。ここは、価値がありました。