以前にも紹介しましたが(2012年10月10日の記事)、三井物産が、社会的貢献(CSR)の1つとして、環境基金を設け、NPOなどの活動に財政支援をしています。
今朝の新聞に、2012年下半期の支援案件が決まったことが、紹介されていました。合計9件、約7千万円を助成してくださいます。このページでも紹介した、郡山市での子育て(屋内遊技場)、大槌町での特産品による地域コミュニティ作りなどです。合わせて、2013年の助成対象を募集しています。
総評では、選ばれたものには「雇用の創出、子供の保護、さらに伝統工芸品や地場産業を活用しながらの地域コミュニティと暮らしの再生といった、地味ではありますが、地域社会に必要な活動に対する助成」が含まれていること、「案件の選定にあたって、当基金が重視した点は今回も、まず、被災地における問題解決型の活動であり、どのような社会的インパクトをもたらすかのイメージが具体的な活動であること、また、被災地の地元組織やコミュニティと連携して実施する活動であること、さらに当然のことですが被災地の特性やニーズに充分配慮し、コミュニティの再生に寄与する活動である、といったことです」と述べられています。
このように、さまざまな角度から、支援が行われています。ありがたいことです。課題は、現地で、これらの支援をどのように活用するかです。