今日は久しぶりに、休日に職場へ。部下からは「休日に出てきてはダメですよ」と、きつく言われていたのですが。ごめん、T参事官。
書類がたまっているのと、この時期は人事評価などもあるので。平日は、自分の時間がとれないのです。今日は、良かったです。部下の攻撃も、Y参事官の1件だけ。電話は鳴らず。はかどりますねえ。もっとも、昨日午後は福島に出かけて留守をしたので、今日は電子メールを60件ほど片付けるのに、2時間もかかりました。
でも、昨年の今頃は、休みという概念がなかったことに比べれば、だいぶ楽をさせてもらっています。去年は、9か月間で休みが17日でしたから。
月別アーカイブ: 2012年10月
兵庫県による職員応援
兵庫県が、任期付き職員を30人程度採用して、宮城県下の被災市町村に、派遣してくださいます(募集概要)。ありがとうございます。
お任せ民主主義。政治というできの悪い芝居の見物
10月2日の朝日新聞オピニオン欄、國分功一郎さんの「経済成長の時代、全ては暇つぶし。政治も消費された」から。
・・日本は特に、政治を退屈しのぎにしてきた国だと思います。以前から、日本は先進国であるのに政治意識が高まらない、例外的な「臣民型」の国だという評価がありました。政治参加の意思も抗議運動への理解もない、と。・・
日本がなぜ例外であり続けたかといえば、やはり経済が大きい。60年代以降、日本だけは経済が右肩上がりで社会システムも安定していた。その中で怪物的な消費社会を作り出し、あらゆるものを消費の対象にした。政治もその一つになった・・
「マスコミは政治報道に力を注ぎ、人々も投票所に足を運んできた。それが退屈しのぎの消費に過ぎなかったのでしょうか」という問に対しては。
・・すべてがそうではありませんが、そもそも与野党がなれあって、事前に強行採決や乱闘の手順を料亭で決めていたような時代があったわけで、国会自体が出来の悪い芝居だったのではないでしょうか。
マスコミはそれを「政局」としておもしろおかしく報じ、飲み屋での政治談議に話題が提供される。政治はそんな退屈しのぎぐらいになれば十分だったんでしょう。その暗黙の前提となっていたのが、放っておいても誰かがうまくやってくれる、という政治への白紙委任的な態度です・・
鋭い指摘ですね。経済や社会がうまくいっているのなら、お任せ民主主義でも、良かったのでしょう。
後段、できの悪い芝居を、「政局」として報道していたという批判に対して、マスコミ(各紙の政治部)は、どのように反応するでしょうか。
この項続く。
今日は田村市へ
今日は、福島県田村市へ、行ってきました。市内の都路(みやこじ)地区について、帰還を進めるための打ち合わせです。この地区は、合併前は都路村でした。北は葛尾村に、南は川内村にはさまれた、阿武隈山地東麓の村です。水系も経済圏も双葉郡に入っているのですが、歴史的経緯で田村郡(現田村市)に入っていました。郡山駅からは、車で1時間以上かかります。
インフラは大きくは壊れていないのですが、除染をし安全が確認されないと、住民は戻ってこられません。また、多くの家庭が井戸水に頼っているので、その安全確認(放射能に汚染されていないことと水質が悪化していないことの確認)も必要です。
皆さん、広い家に住んでおられたのですが、仮設住宅での狭い不便な生活で辛抱してもらっています。
幸い、田村市役所やその周辺(旧船引町、常葉町など)が、無事でしたので、復旧の体制は強いです。今日、いくつかの課題をいただいたので、解決を急ぎます。
沿道の田んぼの稲は、ほぼ刈り取りが終わり、栗の実がはぜていました。
おもしろくないホームページ
先日、久しぶりに会った人から、苦言を頂戴しました。「全勝さんのホームページ、最近おもしろくないね。難しいことばかり書いて。楽しくないよ」と。
すみません。せっかく、読んでいただいているのに。最近あまり楽しいことをしていないのと、私の勉強したことを書いているので、おもしろくないのです。従事している仕事も、冗談を言いにくい仕事ですし。
しかし、読んでいただくためには、楽しさも必要ですね。毎日、700人近い人が見てくださっているのに。反省。かといって、この年になって、あまりアホなことも書きにくいです。