10月23日の産経新聞に、東日本大震災で被災した神社が、神社本庁の支援で再建されることが、載っていました。岩手、宮城、福島3県で、社殿209棟が流失・全半壊したそうです。年内に9社を再建するとのことです。
地方では、神社がお祭りの舞台になり、伝統行事や伝統芸能を伝えています。氏子である住民の、つながりの場にもなっています。
多くの場合、宗教と言うより、習俗に近いと思うのですが。憲法の定めによって、公金で再建を支援することが出来ません。
復旧現場では、このほかに、お寺の再建や、墓地の修復や移転が、課題になっています。氏子や檀家も、その負担をするだけの資力がありません。お墓は、それぞれの人にとって、かけがえのないものですが。
公共墓地なら、自治体が復旧します。文化財なら、支援する仕組みもあります。