夜が3つほしい

今日、帰りの地下鉄の中で、「夜が、3つあったら良いなあ」と、思いました。「体が3つあったらなあ」という意味です。
一つ目の夜(体)は、おつきあいで懇親会に行きます。2つ目の夜(体)は、家で少し硬めの本を読んだり、原稿を書きます。三つ目の夜(体)は、家でくつろいで、キョーコさんの料理で日本酒を楽しみます。
でも、1日は24時間、体は一つしかありません。若いときは睡眠時間を削って、自分の時間を作ったのですが。この年になると、体力が持ちません。さらに交友が広がって、若いときより会合のお誘いが増えています。困ったものです。
買った本は読まないままにほこりをかぶり、原稿は先送りになります。反省。
ゲーテは臨終の床で、「もっと光を」と言ったそうですが、私の場合は「もっと時間を」ですね。もっとも、私の愚痴をゲーテが聞いたら、「もっと努力を」と怒るでしょう(笑い)。