今日は、福島市で、双葉郡8町村と県と国との意見交換会でした。復興庁からは、「避難解除等区域復興再生計画」の作成の進め方、住民意向調査の進め方、「町外コミュニティ」の進め方などを、説明しました。環境省からは、除染した土壌や廃棄物の中間貯蔵施設の調査について説明しました。
8町村の中でも、帰還が可能ですでに帰還を始めている町村と、まだ当分の間は帰還できない地区がある町村、そのような地区がほとんどを占める町があります。それぞれの事情に応じて、今後の復興を進める必要があります。各町村は、役場が町村外に避難していて、また避難している住民の支援で手がいっぱいです。そして、これまでにない厳しい条件に置かれています。
そのため、今後の復興計画を作り実施するためには、国と県と各町村が一緒になって進める必要があります。国からは、復興庁が中心になって各省庁と福島復興局とでチームを作り、県と一緒に、各町村に出向いて行うことを提案し、同意をもらいました。
帰還する町村については、除染とインフラ復旧を進め、サービスの再開や雇用と産業の対策を進めます。帰還できるまで住民に対しては、生活環境の改善、住民意向調査、町外コミュニティの設置を検討します。
関係資料が、復興庁のホームページに載りました