このホームページでは、復旧に関し、ボランティア活動やNPOの活躍を伝え、またその役割の重要性を述べてきました。重要な主体を忘れていました。というか、混同して書いてきました。
公益法人です。利益を目的とせず公共のために活動する法人の種類に、よく使われるものに、NPO法人と公益法人があります。今となっては、この2つの法人制度の違いは、大きくないように思えます。元々の「起源」が違う=根拠法律が違う=所管省庁が違っていた(今は同じく内閣府ですが、その中で別れています)ので、並立しています。
NPO法人は、市民活動支援から始まりました(NPO法人制度のホームページ)。他方、公益法人制度は明治民法以来の制度を、より使いやすいものにする制度改正をしたばかりです(新公益法人制度のホームページ。参考、一般社団と一般財団制度のホームページ、非営利法人制度のパンフレット(法務省))
被災地や被災者支援というと、NPOが良く取り上げられますが、公益法人も活躍しています。公益認定委員会(非営利法人のうち公益法人を認定する組織)は、東日本大震災に関するページを作って、支援の呼びかけ、具体事例の公表、活動の際の疑問への回答などを載せています。
ありがとうございます。紹介が遅れて、申し訳ありません。