復興交付金第2回目

今日25日に、第2回目の復興交付金交付可能額を発表しました。今回は事業費で約3,200億円。申請額を上回る額を、配分します。一つには、来年度に予定される事業の一部を前倒しで配分すること、もう一つには効果促進事業の一定割合を配分したからです。もちろん、要望の全てを拾ったのではなく、熟度の低いものや他の制度があるものは、今回も対象としていません。
第1回目の配分の際には、いろいろとご批判も頂きましたが、新聞報道によると、宮城県知事は、「想定していなかった額が認められた。百二十点の回答だ」、
「復興庁、復興局が被災地のことを重く受け止め、われわれに寄り添ってくれたと肌で感じた」と、高く評価していただいたようです。

ところで、しばしば忘れられるのですが、被災地の復旧復興は、まずは復旧が先であり、原則です。復旧を上回る部分、それでは対処できない部分を、復興交付金で支援します。ちなみに、復旧には約3兆円の経費をつぎ込みます。