今日から新年度。東京では、桜も咲き始めました。明日、入社式を迎える新社会人も多いでしょう。大きな期待と少しの不安で、今晩を過ごしておられるのでしょうか。前途に幸多かれと、祈ります。
5年前に娘が社会人になる際に、「社会人の心得」を書いて渡したところ、「自分ができなかったことを、書いたでしょ」と反撃を食らいました(2007年4月2日の項。笑い)。
私も若いときに、先輩からたくさんの「金言」をもらいましたが、ほとんど覚えていません。「ヤカンは熱いですよ」と言われても、触ってやけどをしないとわからないのと同じです。自分で失敗してからでないと、身につきませんね。反省。
と言いつつ、先日、「全勝さんなら、どんな助言をしますか」と問われたので、次のようなことを話しました。いつも、同じことを言っていますが。
一つ、明るく。
これが、職場で気持ちよく働くための、初歩であり全てだと、私は考えています。だいたいのこと、多くの失敗も、これですみます。私はこれで、34年過ごしてきました。
一つ、辛抱。
職場では、意に沿わないことや、腹が立つことも多いです。でも、しばらく辛抱しましょう。これは、私ができなかったことです。
一つ、天地に恥じない行動を。
人様から、後ろ指を指されるようなことをしない。また、人生を終えるときに、神様と自分に対して「私は全力を尽くした」と言える人生を送りましょう。これについては、現在実行中です。
まだまだいろいろありますが、3つ以上は覚えられませんよね。続きは、『明るい係長講座』を読んでください。