保温便座の節電

職場のトイレなどで、気になることがあります。便座の蓋が開いていることです。保温便座の場合、蓋が開いていると熱が逃げて、電気を無駄にします。蓋を閉めると、10%の節電になるそうです。
かつての職場では、「節電のために、蓋を閉めましょう」と、注意書きが貼ってありました。

東京はこの冬初めての雪

東京は、夕べから降り出した雪で、今朝は車の上などに、うっすら雪が積もっていました。昼も、みぞれ交じりの雨でした。雨も久しぶりです。玄関脇に植えてある水仙が、1輪花を咲かせました。
今週も、あっという間に、怒濤のような1週間が過ぎました。毎日忙しくしていると、手帳を見ないと、昨日一昨日に何をしたのか、思い出せません。

経営の失敗例・選択と集中の誤り

日経新聞1月17日西條都夫編集委員の「一目均衡」は、「コダックはなぜつまづいたか」でした。コダックと言えば、かつては、世界一の写真フィルムメーカーでした。黄色のパッケージを、覚えておられる方も多いでしょう。富士フイルムやコニカより、はるかに大きな巨人でした。
その世界の名門会社が、倒産の危機に瀕しています。衰退の要因は、デジタルカメラの普及で、フィルムが売れなくなったことです。しかし、コニカも富士も、生き残っています。
原因は、関係者の指摘では、1990年代の失敗だそうです。コダックもいろんな事業を手がけていましたが、「選択と集中」原則によって、フィルム以外の事業を外に切り出しました。その時に、将来の成長の種も、社外に流出させたのです。例えば、近年需要が急拡大している液晶用の光学フィルムが、それに当たります。富士やコニカは、これで稼いでいるそうです。
難しいですね。一方で、本業以外に手を広げすぎて失敗した会社があり、他方で、集中しすぎて失敗した会社があります。
このコラムでは、もう一つの要因=政治力でライバルをねじ伏せようとしたことも、採り上げています。詳しくは、原文をお読みください。