今日27日に、「被災者の孤立防止と心のケアに関する有識者会議」を開きました。6月に「被災者の孤立防止会議」を開きました。今回はその2回目に当たります。テーマを広げ、委員も一部入れ替えて、開きました。
避難所に多くの方がおられた当時と違い、現在はほとんどの人が、仮設住宅か借り上げ住宅におられます。すると、大部屋で一緒に暮らしていた時より、孤立するのです。各省もいろんな対策を打っています。しかし、道路や建物を造るのとは勝手が違い、お金をかければ目に見える形でできるものではありません。マンパワーと手間ひまと継続が必要です。また、縦割りでいくつもの施策を作っているのですが、現場で相手にするのは一人の人間です。
かつて私は、「再チャレンジ支援」に携わり、モノをつくる行政と人を相手にするサービス行政との違いを勉強しました(例えば、「行政の変化」)。まさに、その時に考えたことが、当てはまります。
今日は、たくさん参考になる実例や意見をいただきました。追って、復興本部のホームページに載せます。しばらくお待ちください。