今年は例年になく寒く、また積雪が多いようです。被害に遭われている方に、お見舞い申し上げます。鹿児島と宮崎県では、新燃岳が噴火し大量の火山灰を降らせています。
27年前、鹿児島に勤務していたときに、県庁の人たちに連れられ、霧島縦走をしました。新燃岳はその途中にあります。当時は新燃岳の活動は活発でなく、円形火口の上の縁を歩いて通過しました。縁は砂(火山灰)でできていて、切り立っていました。内に落ちると火口湖、外に落ちると遙か下まで転げ落ちるという、怖いところです。先輩たちはすいすい歩いて通過しますが、私は四つんばいで通過しました。きれいな景色とともに、記憶に残っています。早く終息することを祈っています。