今日は、自治大学校第2部課程で、校長講話をしました。各課程が入校すると、研修の概要と目的、大学校が研修生に望むことをお話しするのが、校長の務めです。
第2部課程は市町村の幹部候補生で、約3か月間の研修を受けます。今回は129人、平均年齢42歳です。皆さん、日本全国から選ばれてきただけあって、頼もしい限りです。
この人たちに、これから現場で出会うであろう「新しい課題」「前例のない問題」にどう立ち向かうか、「一人で解決できない時」にどうするか、「正解のない問題」をどう解決するか、「みんなが満足することのない解決」をどう納得してもらうかを、勉強してもらいます。
先週入校したばかりですが、翌日から見ず知らずの人とチームを組んで、課題演習に取り組んでもらっています。ウマの合う人あわない人、その人たちとどう折り合いをつけるかも、重要な研修です。だって、市町村役場でも、いつも好きな人とばかり仕事をするわけではないですわね。