自治大学校では、教授たちの担当時間をもらって(削減してもらって)、私の講義を入れたりしているので、ますます忙しくなっています(自業自得)。しかし、自治大のカリキュラムを見渡すと、抜けている部分があって、どうしてもお話ししておきたいのです。
自治大でも、学生による講師の評価があります。消防大学校では5段階評価でしたが(2009年12月11日)、自治大は3段階評価です。といっても、学生の満足度や理解度を測ることに、違いはありません。また、ほかの講師と比較されることも、同じです。東大を始めとする一流の教授や研究者と、比べられるのです。
先月行った校長講話の、学生による評価が、報告されました。それを見ると、ほとんどの学生には、私の言いたいことが伝わっていて、ほっとしました(全員ではないことに、反省)。教育内容の水準を保つためには必要な評価ですが、しゃべる者にとっては、心臓に悪いですね(笑い)。
このほか、モニターテレビで、私の授業を見ていた教授たちから、「校長、今日の講話は、脱線が多かったですね」と批判されたり。「講話は、入校したばかりの学生に心構えを説くとともに、緊張を解いてもらうためだよ」と反論しました。講義は、そうはいきません。