昨日26日は、幹部科の卒業式でした。約2か月間の教育訓練を終えて、77人の学生が、各消防本部へ帰っていきました。
卒業式では、一人ひとりに、私から卒業証書を渡すのですが、その際に密かな楽しみがあります。まず、壇上で演台をはさんで、学生と向き合います。そして、証書を渡す前と渡した直後に、学生の顔と目を見ます。学生からすると、校長からにらみつけられる、に近いでしょうが。
それぞれ顔つきは違いますが、みんな「良い顔」「よい面構え」をしています。私をにらみ返す眼力にも、力が入っています。これで、彼らは立派な幹部を務めてくれると、安心し、うれしくなるのです。もちろん、制服姿、背筋は伸び姿勢もよいです。
成績優秀者には、別に表彰もします。表彰状を受け取る際の、学生の晴れやかな顔も、良いですね。
校長にしか味わえない、楽しみです。