今日は上野の博物館へ。まずは、東京芸大美術館で、絹谷幸二先生の記念展覧会。先日このHPでも紹介しましたが、まだ行けていなかったので。先生の、色彩の爆発だとも思える絵は、見る人に元気を与えてくれます。中には、私の理解を超えた表現もありますが。
続いて、東京国立博物館の土偶展に。数は多くありませんが、有名な、また典型的な土偶が、並んでいます。3000年前の人たちは、何を考えて、これを作っていたのでしょうね。そもそも、何に使っていたのでしょうか。
幼稚な形の人形なら、「文明が進んでいなかったんだなあ」と、決めつけることができるのですが。多くは、とても洗練された表現です。あのデフォルメは、どうして出てきたのでしょうか。
今回の展示は、土偶の後ろからも、見ることができるようになっていました。それで気づいたのですが、顔が頭から突きだしていたり、仮面をかぶっていると思われるのは、なぜでしょうか。頭の後ろに、きれいな穴が空いているのは、ひもを通したのでしょうか。
本館でいくつか展示を見た後、ミュージアムシアターで、「洛中洛外図屏風、舟木本」を見せてもらいました。画面は鮮明、解説付きで、良くわかりました。こんなのが、インターネットで見ることができれば、うれしいのですがね。あらすじは、HPで見ることができます。