日本のガバナビリティー

日経新聞2日の夕刊「明日への話題」、小枝至日産自動車相談役の「ガバナビリティーと規制改革」から。
・・日本人は統治能力(ガバナビリティー)が高く、簡単に言えばお上に従順な国民と言われる。この国民性と中央集権的な官僚による国家指導が、第二次大戦後の急速な復興と経済大国になることができた要因の一つと考える。だが、グローバルでの競争力の内容が変化するのに伴い、日本が経済大国として勝ち残るには、この体制の変更が求められている。つまり、国民一人ひとりが自分の頭で考えること、会社で言えばおのおのが独自の戦略をたて自分の責任で実行することが必要である・・

官僚の長時間勤務

31日の毎日新聞1面に、「残業時間100時間の不安」という大きな記事が出ていました。「総務省の35歳、睡眠3時間半、娘とは15分」という見出しで、自治財政局調整課の村岡課長補佐が、写真付きで出ています。私の部下です。どのように過酷な勤務状況かは、記事を読んでいただくとして、部下にこのような勤務を強いている上司は失格ですね。申し訳ありません。少しでも早く帰ることができるように、努力します。