26日の経済財政諮問会議で、「政策評価の重点分野」が、取り上げられました。現在の政策評価制度は、各省が自ら項目を選んで評価します。しかし、これでは、本当に評価が必要な事項が評価対象にならない、との批判もあります。各省は都合の悪いことは載せないだろう、という指摘です。そこで、「骨太の方針2007」で、政策評価の重点事項を、総務大臣の申し出によって、諮問会議が選ぶことにしたのです。それが今回の審議です。
このような制度は、やってみて問題点が見えると、改良が加えられて進化するということでしょうか。身内での評価は甘くなるので、第三者を入れるという仕組みは、例えば地方自治体の「外部監査」にもあります。
OKAMOTO Masakatsu/Zenshow