15日の日経新聞「エコノ探偵団」は、バラの種類なぜ増える」でした。輸入されるバラは、韓国、インドの他に、ケニアからのが多いそうです。ケニア産のバラは、オランダが持ち込み、生産しています。そして、日本への輸入が増えたのは、ドバイから日本への航空便ができたからだそうです。なるほどねえ。
かつて、香港で「香港の花はオーストラリアの他、オランダから来ている」と聞いたときも驚きましたが。飛行機で、地球を半周して運んできても売れるんですね。それだけ安くて良い品物だということでしょう。
15日の日経新聞「中外時評」は、平田育夫論説委員長の「信頼できる政府、ぜひ」でした。
・・企業の不正については公正取引委員会や金融庁が、厳しく摘発し処分する。また不正防止のため、法律で企業の内部統制を強化しつつある。だが、政府自身の内部統制の実態はお粗末だ。
不正の摘発や、政策が有効かどうかの調査には、会計検査院のほか、総務省の評価監視官と政策評価官が当たる。このうち評価監視官は地方を含め300人と小所帯ながら頑張っており、2004年秋には基礎年金番号を統一していない人が380万人にのぼる事実を指摘している。これは、宙に浮いた年金5千万件の該当者の一部である。ところが、この指摘は、厚生労働省に無視された。強制力がないから、頑張ってもむなしい・・
この秋から連載を始める予定の、「行政構造改革」の予告を載せました。自分を追い込むための、予告です。