28日の日経新聞夕刊「広角鋭角」は、俳句コンテストでした。お茶の伊藤園が主宰する「おーいお茶新俳句大賞」です。始まったのは1989年、缶入り緑茶を売り出そうとしたが、広告宣伝費が足りない。知恵を絞った結果、安上がりな俳句コンテストをすることに。社内には消極論も多かったが、初回の応募は4万句。8年目には50万句、いまや170万句というお化けのようなコンテストです。
俳句愛好家の多くが、発表の場がなくて不満を持っているとのこと。缶やペットボトルに入賞作品が載るのは、こたえられないでしょうねえ。そして、自分の句が載った商品を買いためる・・・。よーく考えてあります。