今日は、講義の4回目。まずは、宿題の講評をしました。予想以上に良いできだったので、良かった点をほめました。しかし、問題だった点(とんでもない誤字、綴じ方、段落をつける・見出しを書くこと、自説だけを主張しないこと、記事の選び方など)も厳しく指導しました。個別に学生の名前は挙げていませんが、それぞれ本人は気がついたと思います。80人近くもいる授業なので、個別指導は無理です。このような指導で、許してください。
今日も、資料やパンフレットを、たくさん配りました。あー、重たかった。今日の授業でお話しできなかったので、次回持ってきてください。
また、白書や各省の情報誌、参考になる本を、授業で回覧しています。表題だけ紹介しても、分からないでしょうし、本屋には並んでいない資料もありますので。分厚くってコピーできないので、回覧することで実物に触れてもらおうという趣旨です。
月別アーカイブ: 2007年5月
奥さんの評価
先日、外部評価のついでに、奥さんによる評価を書きました。何人かの人から、「遂に、美人のキョーコさんが登場しましたね」のほかに、「美人のキョーコさんの了解を得たのですか」と心配したメールが来ました。
先進地の試み
北海道の発表は、大山慎介さんです。大山さんは、交付税課の元部下ですが、今やすっかり「北海道の民間人」(失礼)になっています。こんな仕事は、これまでの公務員ではできないでしょう。何せ、公費を使わずに、結果を出しているのですから。
その点では、一緒に仕事をしているJTBも、なるほどと思います。もう、従来型の国内旅行は、頭打ち(資料p13)なのですね。目を海外に転じると、滞在型が多いです。ところが、日本では滞在型の施設やサービスになっていません。アンケートで、「豪華な食事より、ふだんのものが良い」という回答(p3)が多いのには、納得します。昔なら、ホテルの食事や旅館の会席はうれしかったですが・・。
「補助金行政では本当ではない」という指摘をする人がいます。そうですね。補助金付きのモデル事業は、補助金がなくなったら終わりです。いかに民間ビジネスに載せるかです。民間企業は儲かる仕事しかしませんから。JTBが参加するということは、心強いです。もっとも、まだ軌道に乗っていない部分もあるようです。
ふるさと回帰センターの高橋公さんは、この会で久しぶりに再開しました。かつての自治労の好敵手です(ばらしても良いですかね)。和歌山県と島根県江津市も、工夫しておられます。皆さん、ありがとうございました。今日も、2時間取ってあったのですが、とても時間内に収まりませんでした。私の持論ですが、霞ヶ関が、国外でなく国内に学ぶ時期が来たという、良い事例でした。これからの政策は、海外からの輸入でなく、地域から出てくるのでしょう。海外視察や海外留学でなく、国内先進地視察を、お勧めします。
外部評価の続き
某月某日、デパートのネクタイ売り場にて。
全:このネクタイ、僕に似合うかな。
店員:お客さんに、ぴったりですよ。
美人のキョーコさん(このHPに初登場):だめだめ、あなたには似合いません。あなたは、顔が白いんだから。
全:そうか。じゃあ、これは?
店員:それも、お似合いですよ。
キョーコさん:だめ、似合わない。いつも、紺の上着を着るでしょ。別のこれにしなさい。
全:ハイ。奥さんのいうとおりにします。
外部評価も、当てにならない例ですね。逆に、身内の評価でも、厳しい評価はあります。そして、本人に厳しい評価が、本人のためになります。
2006年度の結果2
13日の日経新聞「エコノ探偵団」は、「日本の労働生産性なぜ低い?非製造業の効率化が課題」として、日本の労働生産性、特に非製造業での低さの原因を、わかりやすく解説していました