2007.05.24

遅くなりましたが、21世紀臨調(新しい日本をつくる国民会議)が、5月18日に「骨太の方針2007」に向けての共同声明を出しました。
・・先の三位一体改革は、「省益あって国益なし」の 官僚や族議員の徹底した抵抗と理念なき数字合わせにより、地方の自由度はほとんど高まらない、未完の改革にとどまっている。その轍を再び踏まないために、第二期分権改革は、官僚主導ではなく、安倍総理をトップとする政治が強いリーダーシップを発揮しなければならない。そのためには、政治主導の象徴である「骨太の方針2007」に、地方分権のロードマップ(道筋)が盛り込まれなければならない・・

黒部の秘境探検

今年も、黒四ダムから「秘密のトンネル」を通って、発電所などを見学できる「黒部ルート見学会」が始まりました。世間に知られていない、秘境ルートです。関西電力の協力で、平成8年から実施しています。山口支社長、ありがとうございました。抽選による人数限定ツアーです。ご関心のある方は、どうぞ応募してください。

地域の若者自立支援の仕組み

昨日、再チャレンジ会議を開いたことを書きました。資料がHPに載りました。「地域における若者支援・課題と対応の方向性」が、目玉の一つです。ニートたちの支援で、イギリスのコネクションズを日本にも持ち込もうと考えています。NHKニュースや、東京新聞などでも報道されました。もっとも、課題はたくさんあります。

低い日本の労働生産性

23日の朝日新聞は、「労働生産性、日本なぜ低い。先進7か国中で11年連続最下位」を取り上げていました。労働生産性の意味や、日本の問題をわかりやすく解説しています。日本人は優秀で、日本の経営は世界のトップだといわれていたのですが、このような数字を見せられると、ショックですね。
・・労働生産性は、各国が生み出した付加価値の増額であるGDPを、全就業者数で割って算出する。労働者が一生懸命働いただけでは、上がらない。駅の改札が自動化されると、駅員は少なくてすむように、設備投資や組織運営など経営者の判断が大きく作用する・・・