来週から、慶応大学での授業が始まるので、その準備にいそしんでいます。というか、苦しんでいます。お話しする内容は、あふれるほどあるのですが。先日書いたように、何を捨てるかです。大学院と学部生では、同じ水準の内容、というわけにはいきませんし。
今回の授業はどこに重点を置くか、それによって講義の組み立てが違います。目次ができれば、半分はできたようなものです。次の問題は、資料です。レジュメとともに、資料も作りかえなければなりません。私の授業は、「同時代的分析」が売りなので、資料は日々時代遅れになるのです。昨年の一橋大学院での資料も、大半は使えそうにありません。本棚から、その他の資料も引っ張り出し、この際思い切って整理と処分をしました。こうして、休日は過ぎていきます。