6日の読売新聞1面「日本再生への道」で、御手洗冨士夫経団連会長が、道州制導入を提言しておられました。経済界の方がこのような構想に関与してくださるのは、ありがたいですね。
月別アーカイブ: 2007年1月
省庁再編6周年
新しい仕事51
4日の日経新聞夕刊「永田町インサイド」「今年、政治に何を期待するか」での三浦展さんの発言から。「若者の間では格差が拡大したし、これからも拡大する。フリーターや派遣社員の待遇は、正社員と同じにはならないし、成果主義の導入によって、正社員の間でも待遇の差が広がるからだ。一律の救済策を打ち出しても意味がない。フリーターやニートはある程度、自分の境遇に納得している。自分の時間を削ってまで正社員になりたい、豊かになるためにもっと働こうとは思っていない。都合よく雇いたい企業と、都合よく働きたいフリーターはある意味、共犯関係にある。優先的に支援すべきなのは、学齢期の子どもがいて、本人が働きたいのに働けない場合などだ」
2007.01.05
今日は、内閣府と官邸で、官房長官の新年挨拶がありました。前者は内閣府のとしての、後者は内閣官房としての挨拶です。どちらも官房長官が長ですが、組織としては別です。官邸では、内閣官房に所属している組織の職員が集まったのですが、まあ雑多な組織が集まっています。危機管理から拉致問題、行革、分権、構造特区、アジアゲートウエイ、教育再生、私たち再チャレンジと。まだまだあるのですが(このあたりもいずれ解説したいです)。人事院や内閣法制局の方も。おかげで、いろんな方に挨拶できました。
「岡本君、よくまあ毎日あんだけHPを書けるね」と、ある幹部の方から声をかけてもらいました。「えー、忙しい先輩が、あんな拙いHPを見てくださっているのですか」というのが、私の返事です。別の方からは、「結構時間がかかるだろう」とも。「はい。パソコンに向かっていると、あっという間に、30分とか1時間が経ちます。酔っぱらって書くことも多いので、翌朝削除もありましてねえ」。
2007.01.03
元旦は、地元の氷川神社に初詣。今日は、恒例の湯島天神へ。毎年えらく並ぶので、今年は3日に。さすがに、すいていました。いつもは、家族で肉まんと温かいペットボトルを手に、列に入るのですが、今日はそれも必要ないくらいでした。もっとも、家族はだれもついてきてくれず、一人でお参りしました。今年はたくさん頼み事があるので、お賽銭を奮発。神様、よろしくお願いします。もっとも、頼み事が多くて大きいのは、毎年のことですが。
お守りを買ったあと、不忍池を通って、東京国立博物館へ。2日から中国歴史名品展をやっているのですが、これも初日を避けて。それでも休日なので覚悟をしていきましたが、意外と人は少なく、ゆっくりと見ることができました。殷(商)や周の青銅器・玉器などには、いつもながら圧倒されます。しかし、今回の展示はテーマなく、何でも少し並べてあるといった感じでした。ややがっかり。長谷川等伯の松林図屏風は、いつ見ても良いですねえ。
正月休みも、もう終わりですね。東京は天気にも恵まれました。みなさん、よいお正月を、過ごされたことと存じます。私は、原稿の加筆、講演や講義の準備、頼まれていたメモの作成、本読みなどで終わりそうです。お酒も控えめにしたのですが、ゆったりとしていると、時間は早く過ぎますね。いただいた年賀状には、「HP楽しみにしています」のほか、「次の著書を待ってます」「新しい本はまだですか」という催促も。すみません。