今日は、省庁改革本部幹部OB会に行ってきました。当時の次長は次官になり、参事官はそれぞれ審議官クラスになっています。平成10年に招集された仲間なので、もう8年も前のことになります。「しかられ3兄弟」とか、懐かしい話題で盛り上がりました。3兄弟のうち一人は、今、総理秘書官で、一人は気象庁次長になっています。もう一人は、もちろん内閣府官房審議官です(笑い)。
「当時思っていたよりも、うまくいっているじゃないか」というのが、みんなの認識です。そして、制度設計がうまくいった点、もう少し手を加えるべき点などを、議論してきました。「今の若い人は、改革前を知らないんだよ」とか、「もう一度再編する必要があるね。内閣府は間口を広げすぎた」「あのとき、公務員制度改革もやっておけばよかった」などなど。無責任なのは「全勝、おまえもう一度やれ」という発言もありました。しかし、このような議論を継続蓄積する組織、企画する組織が、霞ヶ関にはないのです。