「日本の政治」が27ページにもなったので、3分類に整理しました。内閣・国会・省庁のあり方については「政と官9」に、社会と政治のかかわり方については「社会と政治5」に、そのほか政治のあり方については「政治の役割10」というようにです。もっとも、截然とは分類できませんが。
月別アーカイブ: 2006年2月
組織論
テレビの時報
総務課では仕事柄、勤務中にテレビをつけています。災害用・国会中継・ニュースを見るためです。すると、おもしろいことが起こります。私の前にあるテレビは、地上波デジタルが入ります。職員の前には普通のテレビ(地上波アナログ)が映ります。同じNHKを見ていると、アナログの方が少し音声が早く、私のデジタルテレビが遅れます。時差のあるステレオ放送です。これが、すごく耳障りです。私の頭は、二つの話を同時に理解しないので、意味がとれなくなるのです。片一方だけを聞けばいいのですが。
時報をどうしているのか、前々から職員と疑問に思い観察していました。すると、少し遅れていたデジタルテレビも、アナログテレビと同時に1:00になると1:00を表示するのです。連続ドラマの場合は番組が終わった後、空白時間がデジタルの方が短くなっていて、1:00には双方があうのです。
20日の東京新聞が、このことを解説していました。デジタル放送では、放送局が情報を圧縮して送信し、家庭のテレビがその情報を元の状態に「解凍」して表示するのだそうです。NHKでは、東京で2秒、大阪などで3秒、その他の地方では4秒遅れることがあるそうです。誤差が出るので、あの「ピッ、ピッ、ピッ、ピーン」というおなじみの、時計が映る時報は最近では映らなくなり、今や教育テレビのアナログ放送の正午の時報だけになったそうです。
道州制
読者からのお便り
多くの人に、このHPを見ていただいています。意外な人から、「読んでるよ」と言っていただくことがあり、うれしいです。メールでのお便りも、時々いただきます。
昨日「訂正・景気回復と財政再建」を書いたら、ある人は「はじめの議論は分かったが、後半(累乗の部分)が分からない」とか、別の人からは「税収と利払い以外に、名目成長率に連動する歳出も多いだろう。その他の要素もあって、あんな簡単な議論ではないよ」という指摘もいただきました。
その通りです。そもそも、あの議論は、今のような財政状態は異常であること、現世代の消費を後世の負担につけ回していることは早くやめるべきであることを主張するものです。そして、早急に財政再建をするためには、歳出削減が必要だが、それだけではとうてい無理であり、また景気回復だけでも無理なことを述べた文脈でした。地方団体関係者に、「もう、これまでのようにはいかないよ」ということを、理解していただくためのものでした。講演会などで、「わかりやすいように、ごく単純化」した話です。もっとも、不正確になってはいけませんが。
ところで、最近の記事で反応が大きかったのは、「日本の男性は惚れやすい=自己認識が甘い」でした。イタリアと日本が同じなのは理解できないとか、日本の女性がしっかりしていることは同感だとか・・(笑い)。