講演 東京大学公共政策大学院講演 2005年5月19日 岡本全勝 今日は、東京大学公共政策大学院で講演しました。他の講師の方はそれぞれの省の個別政策の説明のようですが、私の講義内容はそれらとは違い、今年も「日本の行政の構造的課題」をお話ししました。 法学部22番教室(200人収容)で、多くの学生と院生が熱心に聞いてくれました。こっちもついつい力が入って、2時間の講義を終えたら、へとへとでした。 鋭い質問も来ました。「官僚の方は、みなさん『今のままではいけない』とおっしゃるのに、なぜ改革されないのですか」とか「岡本さんは『戦後日本の行政は大成功だった』といわれるが、数字ではそうだが、街並みなど質の面は成功とはいえないのではないか」などです。 去年は31番大教室でやりにくかったですが、今回はかなりうまくしゃべれました。レジュメは、行政の構造的課題です。