今日は、沖縄の市町村長や職員の方に講演をしてきました。久しぶりの那覇でしたが、モノレールの窓から見える町は、びっくりするぐらい発展していました。日帰りの強行軍なので、再建された首里城は見学できませんでした。
昨日は東大、水曜日は岐阜でブロック会議、火曜日は高知県の助役さん達に講演。今週も、魔のような先週と、あまり変わらない生活でした。もっとも、本業が忙しくなってきて、副業の方はそろそろ今シーズン終了です。でも、まだ慶應大学への出講も・・。
月別アーカイブ: 2003年11月
音楽の話
今日は、ピアニストの紹介です。ロシア出身のイリーナさんです。私の「お友達」である、若林さんのお友達です。詳しくは、クリックしてHPをご覧ください。ショパンのさわりも、聞くことができます。同じ音楽といっても、僕のフルートとは大違いです。いいえ正確には、「同じ音楽」ということが、間違いでした。
政治の役割と評価、特に争点の設定とその評価
関西学院大学東京オフィス開設記念講演会
当日のアンケート結果を、見せていただきました。9割を超える方が、「大変満足」「満足」と答えてくださいました。ありがとうございます。「なんとも言えない」「やや不満」の方も、おられました。その方にはご期待に沿えず、申し訳ありませんでした。「もっと質問を取り上げて欲しかった」という記述もありましたので、以下、意見を書かれた方への回答です。
「聴衆が地方公務員だから、もう少し専門的でもよかった」について。→私もそう思ったんですが、最初に挙手をお願いしたら、案外公務員でない方が多かったもので。一方、「交付税制度についてもっと解説して欲しかった」という意見もありました。
「これからの見通しについて、具体的な数字を聞きたかった」について。→ええ、私もお話しできれば、お話ししたいのですが。しかしこれから、いくら増税し、いくら歳出を削減するか。その方向を決めるのは、内閣であり国会です(拙著「新地方自治入門」p128、p292)。官僚は、その政治が決めたことを実行する機関です。私が、責任を持って決めることはできないのです。(その代わり、意見を述べたり、案を書いたりして、職責を果たそうとしています。)
「首長や議員は、事業をすることが住民の幸福だと思っている。岡本の意見は通じない」「市民参加を進めることと議員をボランティアにするのが良い」といった意見について。→同意見です。そう思って「新地方自治入門」を書いたのですが。私の主張が「常識」になるのには、まだまだ時間がかかりますね。
関西大学出講
10日には、関西大学で「三位一体改革と地方交付税」を講義してきました。100人を超える学生が、聞いてくれました。数人「意識不明=居眠り」がいましたが、その他は私語もなく、熱心でした。学生の皆さん、質問時間をとらなくて、ごめんなさい。でも、「教室の後ろの方に座る」というのは、講師に対して失礼だと思いませんか。来年は、前の方から座ってください。