個人営業の忙しさ

先日の土曜日6月24日に、このページの加筆を怠りました。知人から「何かあったのですか」と、心配して質問がありました。元気にしているのですが、講義の準備やら連載の執筆に没頭していて、ホームページの加筆を忘れていたのです。

平日はもちろん、休日も忙しいです。連載(明るい公務員講座)と慶應大学での2コマの講義で、毎週3つの締めきりに追われています。平日は本業があるので、どうしても休日に執筆や準備をせざるを得ません。その点では、現役公務員の時より余裕がありません。とほほ・・。

公務員なり会社員なら、組織で仕事をしています。役割分担もあり、また管理職になると自分で動くこともありますが、部下から上がってくる案件の相談に乗ったり、判断したりという業務が主になります。鳥にたとえると、滑空する時や、枝に止まっていることもあります。
ところが、個人営業は、常に羽ばたいていないといけません。滑空していたり枝に止まっているだけでは、仕事が進まないのです。代わりがいないのです。
「そんなに仕事を引き受けなければ良いのに」と言えば、それまでです。はい。

講義はかつて担当したことがあるのでと、気楽に考えていたのですが。10年近く経つと、地方自治もいろいろと変わっています。かつての主要項目だった、分権、市町村合併、条例論なども、少々古くなりました。そこで、講義ノートを新しくつくらなければなりません。学生に配る資料をそろえることも、結構手間がかかります。
講義の朝には早起きして、予行演習をして、本番に備えています(それでも、話す順番を間違えたりして)。数週間先まで骨格は考えてあるのですが、やはり詳しく準備するのは、1回ごとになります。

この忙しさを乗り切る秘訣は2つ。一つは風邪を引いたり病気をしないこと。もう一つは、平日の隙間時間に、準備をすることです。
と、福島のホテルで書いています。