経済産業省のホームページに、「避難指示区域における空間線量から推計した年間積算線量の分布の推移」が載りました。例えば「全体」を見ていただくと、平成23年11月(事故後8か月)、24年6月、24年11月の年間積算放射線量の分布の推移が載っています。
20mSV以下(黄緑、水色、青)の地域が、帰還可能な地域です。約2年で、放射線の高い地域(赤や黄色)が大幅に減っている(狭くなっている)ことがわかります。これは、放射能の半減期と水で流されたり地中にしみこんだからです。
この地図を基本に、解除区域、帰還準備区域、居住制限区域、帰還困難区域を決めています。その地図が、「避難指示区域の見直し後の各市町村の概念図について」です。