今日は午前中に、福島市で原発事故市町村との意見交換会。片山総務大臣のお供をしてきました。テーマは、地方税の特例についてです。
地震で壊れた家や津波に流された家について、固定資産税を免除する特例を既に定めました。原発の避難区域の住宅は、壊れていないのですが、使うことができません。これらも、地震で壊れた住宅と同じ扱いをするための法律を考えています。
もっとも、ことはそう簡単ではありません。その市町村にとっては、税収が減ります。必要な財政支出に対し税収が不足する場合は、地方交付税で補填します。天災によって税収が減った分を税金で補うことは、国民も納得してくださるでしょう。しかし、原発事故の場合は、原因者がいます。その人(会社)が補填すべきである、という議論もあるのです。でも、損害賠償請求をしていては、時間がかかります。
15時に東京に戻り、国会議員への説明やら、事務局内での打ち合わせやら。昨日(日曜日です)のうちに、職員に仕事の段取りを指示してあったので、その進捗状況や課題を、報告してもらいました。
今月中に「基本方針」をつくらなければならないので、忙しいのです。他方、国会も開かれていて、大臣への質問も多く、その準備も必要です。職員には、休日出勤やら残業をお願いしています。申し訳ありません。