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ホームページソフト故障始末記

2010年5月3日   岡本全勝

(パソコンの故障)
4月24日に、私のパソコンのホームページソフトが故障しました。正確には、ソフトは立ち上がるのですが、編集してきたサイトが開かなくなりました。別に過去のサイトを保存してあり、それは開けました。しかし、それは半年も前のデータなので、それをプロバイダー(ニフティ)のサーバーに送ると、この半年間の記述が反映されません。
またもや、お師匠さんである玉岡雅之神戸大学准教授に助けを求め、インターネット上の私のHPデータを保存して送ってもらいました。538ページ分です。5年前にパソコンを買い換えた時も、パソコンが壊れた時も、先生の指導でうまく復旧できました。ところが、今回はうまくいかないのです。データを取り込む途中で、凍り付いてしまいます。
(事態は悪化)
いろいろいじっているうちに、さらに状態は悪化しました。カウンターが消えたり。皆さんもご経験があると思いますが、パソコンっていじっていると、あっという間に時間が経ちます。しかも、うまくいかないと、いらいらするし。からだと精神に良くないですね(笑い)。
(ついにソフトを乗り換え)
ついに、慣れ親しんだソフト「ニンジャ2002」を捨て、新しく「ホームページ・ビルダー」に乗り換えました。インターネット販売でダウンロードして、これは簡単ですね。1万円余りです。ところが、ビルダーも538ページを取り込む途中で、凍るのです。しかたなく、1ページから作りかえることにしました。大決断というか、あきらめたというか。
過去のページは、玉岡先生に送ってもらってあり、私のパソコンに保存してあるので、時間さえかければ、それを素材にして復旧できると考えたのです。ところが、初めてのソフトで使い方がわからず、これにも手間取りました。ここまで、土曜日曜を、すべてつぎ込みました。トホホ・・。
(たくさんの人からの助言)
この間の事情をホームページで皆さんに報告しようにも、加筆ができないので、どうにもなりません。何人かの方には、メールでこの事情をお知らせしました。また、「どうなっているのですか」と問い合わせてくださる方も。そして、皆さん親切に、復旧方法を教えてくださいました。ありがたいことです。「なるべく既存のページを残してください」という陳情や「専門家を呼びなさい」という助言も。
(専門家の登場)
近くに、IT専門家がおられることに気づき、この状態をお話ししました。そして、診断と復旧に来てもらいました。鮮やかなものですね。あっという間に、保存されたデーターをビルダーに取り込み、一方でニフティのサーバーも最新の形で復旧してくださいました。万歳。
ところが、ビルダーも538ページを取り込むのですが、その全体地図を作る際に凍り付きます。何度やっても同じです。専門家の診断は次の通り。「ニンジャでもビルダーでも、538ページ間のリンクは反映されている。しかし、全ページが一枚の平面に載っている。この相互リンクが多すぎて、処理できなくなった。」
ニンジャの画面上でも、大分類の下に中分類、その下に各ページと、系統樹になって538ページが表示されます。きれいなツリー図です。しかし、視覚的にはそうなっていても、パソコン上では平面に並んでいるのです。カルタ取りみたいに。
本格的なコンピュータなら、大分類ごと、中分類ごとにファイルが作られ、それが関連づけ(リンク)されます。しかし、私のホームページは、1枚ずつ付け足していたので、そのような階層にはなっていません。「たぶん、ビルダーも500ページも作ることを想定していないのではないか」というご託宣です。
(今後の復旧)
現在では、インターネット上では、これまでと同様に、見ることができます。また、加筆もできます。しかし、加筆作業の際に538ページの系統樹が出てこないので、作業が面倒なのです。さらに、新しいページを付け加えるのは、ややこしいはずです。今後の復旧方向については、専門家と相談中です。いずれにせよ、古くなったページは捨てましょう。
今回の事件で、あらためて良く538ページもつくったものだと、我ながら感心しあきれました。毎日こつこつ8年間。最初の頃は毎日ではありませんでしたが。1日につき、30分から1時間作業したとして、累積では大変な作業時間数ですね。

2010.05.03

2010年5月3日   岡本全勝

4月24日の第2回目の講義も、順調に進みました。少人数だと、議論をしながらすすめることができて、ありがたいですね。HPを加筆できなかったので、今ごろ書いています。

新しい地方財政論

2010年5月3日   岡本全勝

中井英雄先生、齊藤愼先生、堀場勇夫先生、戸谷裕之先生が、『新しい地方財政論』(2010年、有斐閣)を出版されました。コンパクトな本ですが、地方財政制度の解説・自治体の経営・公共経済学の理論・地域づくりなどの実証、という4つ分野を含んでいます。多面的な視野から地方財政を分析しておられて、類書がないと思います。詳しくは、リンク先の目次をご覧ください。良い入門書だと思います。これだけの内容を、コンパクトにまとめるには、かなりご苦労があったと思います。

消防大学校フル回転

2010年4月23日   岡本全勝

消防大学校では、先週に救助科と幹部科が入校し、今週はさらに新任消防長科と緊急消防援助隊指揮隊長コースが始まり、4つの課程が同時に進行しています。

熟年男性の焼死

2010年4月19日   岡本全勝

先日紹介した、「幼児のライター遊び」の続きです。住宅で焼死する被害者は高齢者が多いということは、皆さんご存じだと思います。では、次に多いのは、どの社会集団・階層でしょうか。
鈴木主任研究員の研究によると、熟年男性なのです。平成18年に記者発表した資料なので、少し古くなっていますが、分析によると次の通りです。「熟年男性の危険が顕著に増大-住宅火災による死者急増の背景」(平成18年8月11日消防庁報道資料
別紙の図2で、50歳前後の熟年層の死亡が増えていることが、わかります。図4で、やはり熟年層の死亡率が高いことがわかります。そして、図5で、それは圧倒的に男性なのです。図6では、この10年間のトレンドで、50歳代後半の男性の死者数が倍増しています。
その50歳代後半男性の住宅火災死者の特徴も、分析されています。図7では、6割の人が無職です。これに対し、日本全体の失業率は、一桁小さい5~6%です。そして、図9では、一人暮らしが5割です。これに対し、日本全体では50歳代後半男性の一人暮らしは、1割程度です。図10では、出火原因の第一は、たばこです。
なかなかショッキングな数字です。核家族化が進み、さらに一人暮らしが増えて、日本社会は昔とは変わってきました。私は「新地方自治入門」や講義・講演の中で、一人暮らし家庭が増えたこと、それによって社会や行政の役割が変化していることを、取り上げています。その際は、夫に先立たれた妻と結婚しない若者を、一人暮らしが増えた要因として説明しています。しかし、熟年男性の一人暮らしも、このような課題をもたらすのですね。家族を持たない、職業を持たない、いわゆる社会から「排除」された人たち。また、うまく社会とコミュニケーションができず、関わりを持てない人たちは、行政の大きな課題です。再チャレンジ社会の課題です。