カテゴリーアーカイブ:このページの歴史

常磐線と浜通りの歴史

2020年2月27日   岡本全勝

2月24日の読売新聞、論壇キーワード。武田徹・専修大学教授の「常磐線 日本近現代史の縮図」が、勉強になります。

・・・いわゆる「本線」ではない路線の中で最長となる全長約343キロの常磐線は日本近現代史の縮図のような存在だ。1897年に東京・田端から久ノ浜(現在のいわき市)まで開通すると常磐炭田の石炭を首都圏に運んで近代産業の成長を支えた。山間を走る東北本線より勾配が緩やかで高速で走る旅客列車や積載量の多い貨物列車の運行に適していたため、仙台までつながると東北北部、更には青函連絡船を経由して北海道との間で人と物資を運ぶ主要路線となった。東北地方初の特急はつかりも常磐線経由で運転された・・・

・・・しかし、そんな常磐線の存在感は戦後1960年代以降翳かげり始める。石油へのエネルギー資源の転換が進む中、常磐炭田は徐々に生産量を減らして76年には閉山となり、石炭を積んだ長大な貨物列車が走る光景はみられなくなった。68年には東北本線の全線電化と複線化が完成し、長距離列車が常磐線を迂回する必要性も減った。
福島第一原発の建設が進んだのがちょうどこの時期だったことは留意に値する。池田勇人内閣が60年に策定した国民所得倍増計画で重点開発する「太平洋ベルト地帯」と位置づけられたのは大分県から茨城県までの沿岸だった。双葉、大熊の町議会が61年に原発誘致を決議した背景には福島県の太平洋岸地区が発展から取り残されかねない不安が色濃くあった・・・

詳しくは、原文をお読みください。

祝330万番

2020年2月24日   岡本全勝

今日2月24日に、訪問者が330万人を超えました。
2002年にこのホームページを作ってから18年、2019年9月15日に320万番を達成してから5か月半です。良く続きましたねえ。
いつものことながら、つまらない記事にお付き合いいただき、ありがとうございます。仕事に悩んでいる後輩たちに、少しでも参考になれば、うれしいです。

「毎日、よく書くことがありますね」「いつ書いているのですか」との質問を頂きます。
思いついたことを書き留めておき、また新聞記事などで気になったものを切っておきます。それを、休日や早朝に文章にします。未完成のメモも、パソコンにたくさん残っています。
かつては、酔って夜に書くことも多く、翌朝読んで削除することもありました。危ないので、最近は止めるようにしました。
「同じようなことを書いていますね」との批判もありますが、それはご容赦ください。

職場勤めの教科書を目指して書いた「明るい公務員講座」シリーズも、着実に売れているようです。こちらも、ありがとうございます。
4月には、新しい職員が入ってきます。職場を変わる人も多いでしょう。悩んだときに、あるいは悩む前に、読んで参考にしてもらうとうれしいです。

福島、国と地方の協議の場

2020年2月24日   岡本全勝

今日は、天皇誕生日の振替休日。福島市で「原子力災害からの福島復興再生協議会」を開きました。国と地方とが、復興について意見交換する場です。法律に定めてあるので、「法定協議会」と略称しています。
福島からは知事や市町村長が、国からは復興大臣、経産大臣、環境大臣ほかが出席しました。国会開会中に、この人たちの日程を合わせようとすると、休日になることが多いのです。

大臣が、福島に出かけて意見交換することに、意義があります。今回で、20回になります。定期的に開くことで、関係者がそれぞれの考えや課題を述べ、実行できたことを報告します。
原発被災地の復興は、そう簡単には進ません。しかし、意見を交換することで、齟齬のない施策が立案実行できます。

銀座三越で、被災地応援販売会

2020年2月20日   岡本全勝

東日本大震災被災地で、昨年10月の台風19号で被害にあった地域の事業者を支援するための販売会を、銀座三越9階銀座テラスで開催します。
台風19号被災地東北事業者応援マーケット」です。
2月23日(日曜日)、24日(祭日)10:00~18:00
出店団体は、次の通り。
・岩手県釜石市 かまいしDMC
・宮城県丸森町 一社)筆甫地区振興連絡協議会
・福島県国見町 株式会社陽と人

民間企業から復興庁に出向してくれている職員たちと先輩たちが、企画してくれたそうです。
ありがとうございます。

空間放射線量の減少

2020年2月18日   岡本全勝

原子力規制委員会が、第一原発周辺の放射線量地図を公表しました。毎年公表しています。どんどん低減しています。
p3を見てもらうと、赤い区域はなくなり、黄土色(19μSv/h以下)の地区が少しと、黄色(9.5μSv/h以下)の地区が残っています。黄緑色(3.8μSv/h以下)は問題ない線量です。

経年変化は、p4とp5を見てください。赤い区域がなくなり、黄色の区域が小さくなっているのが分かります。
福島第一原発から80Km圏内における空間線量率平均は、 平成23年11月から令和元年9月までの間で約78%減少したそうです。
予想を上回る低下で、避難指示解除が進んでいます。