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世論調査

2011年4月18日   岡本全勝

4月18日の毎日新聞が、東日本大震災の対応について、世論調査結果を載せていました。福島第1原子力発電所の事故に対する政府の取り組みなどのほかに、被災地に対する政府支援についての結果も出ています。
それによると、「評価する」が50%を占め、「評価しない」は46%です。ほかの項目に比べると、高い評価を頂いています。もちろん、約半数の方は、評価しておられませんが。各府省の取組を認めてもらったのだと、思います。国民にさらに評価していただけるよう、なにより被災者の方に少しでも喜んでいただけるように、がんばります。

被災者支援勤め1か月

2011年4月17日   岡本全勝

生活支援本部での勤務が、約1か月になりました。
この間に、東京は、ソメイヨシノがほぼ散りました。内閣府の前庭では、山桜が満開で、八重桜が咲き始めました。我が家の椿も、たくさんの花を咲かせたのですが、楽しむ間もなく終わりました。鉢植えの桜は、キョーコさんが水をやってくれたので、きれいに咲きました。プランターのチューリップも、次々と花を咲かせています。

1か月は、早いですね。生活支援本部では、先にも書いたように、私が毎朝早めに出勤して、職員に指示書を出します。毎日9:30に、審議官、参事官たちが集まって、班長会議を開き、その日の仕事を打ち合わせます。
私が朝に出した指示書は、その場でほとんど回答が出ます。班長さんたちの仕事の速さは、驚異的です。というか、次々片付けないと、たまる一方なので、完璧を待たず、できた範囲で回答するのです。資料の中に、堂々といくつも「不明」「現時点では把握できず」と書かれています。今のような仕事では、仕方ないことです。
そこで修正したものを、11:00からの運営会議に、諮ったり報告します。項目数で、毎日5~10になります。運営会議は、大臣以下の幹部が出席します。16:30には、再度、班長会議を開き、運営会議で出た宿題や、新たな課題を議論します。
そのほか、火曜日と金曜日には、官邸で関係府省連絡会議(各省次官や長官が参加)を開き、本部での仕事の進捗を報告し、各府省での取組を報告してもらいます。
今日は休日で、運営会議がありませんでした。かかってくる電話も少なく、仕事がはかどりました。午前中に、私の指示書を8枚ももらった参事官もいました。午後に副大臣が顔を出され、「全勝さんから、何枚もらった?」と聞かれ、「無数です」と答えていました(笑い)。
昨日出しておいた指示書に、昨夜のうちに返事を書いてくれた参事官もいます。たぶん今夜も、椅子の上に私が置いておいた指示書を、処理してくれているでしょう。申し訳ありません。
もうそろそろ、指示書を出すことをやめようと、考えているのですが。布団に入ったり、職場の椅子に座ると、次々としなければならないことや、新しいアイデアが、わいてくるのです。

被災者支援本部の取組

2011年4月15日   岡本全勝

日にちとともに、被災地や避難所の状況が変わり、私たち支援本部の仕事も変わってきています。「現地の課題と支援本部の取組(分類)」を更新しました。インターネットは便利ですね。このようにホームページに載せることで、各府省、関係者、地方自治体の方に、何が課題で政府は何に取り組んでいるかを、簡単に知ってもらえます。

また今日は、自治体や避難所の方の協力を得て行っている、「3県の全避難所の実態把握(要支援度把握)」の、第1回集計ができました。対象となった約1,000か所のうち、回答が得られたのは約3割です。条件の厳しい地区の避難所からは、回答を得られなかったのではないかと、推測しています。
多くの避難所で、生活環境は改善しつつありますが、なお一部に厳しい避難所があることもわかりました。例えば、未だに電気・ガス・水道が来ていないところ、温かい食べ物が無いところ、1か月経ってもお風呂にはいることができていないところなどです。市町村役場や県庁には、このような厳しい避難所への対策を強化していただくことを、期待しています。
避難所の運営は、一次的には市町村の仕事であり、それを県が支援します。国が、今回のような実態把握を行うことは、初めてのようです。しかし、今回の震災の被害は大きく、市町村役場や県庁の手が回らないこともあるので、国が乗り出しました。現地でなるべく負担にならないように、記入様式は極めて簡単にしました。

砂原准教授の新著

2011年4月14日   岡本全勝

砂原庸介大阪市立大学准教授が、『地方政府の民主主義-財政資源の制約と地方政府の政策選択』(2011年4月、有斐閣)を出版されました。著者の意図は、彼のブログをご覧下さい。
砂原君は、私が10年前に東京大学大学院に客員教授として出講していた時に、塾頭として授業を取り仕切ってくれました。とても優秀な院生で、教授である私より、彼の方がはるかに物事に詳しく、教えられることが多かったです。
もちろん、地方行政や国家行政の現場経験は、私の方が詳しく、その土俵で勝負していました(笑い)。もっとも、実務家教員である私に求められていたのは、本に書いてある理論ではなく、現場経験でしたから、それは間違っていなかったのですが。
講義を始めてしばらくして、学生の反応を確かめるため、「私の講義は難しいですか」と尋ねたら、「いいえ、どんどん難しくしてください。ついて行けない時は、言います。また、本に書いてあることは、『この本を読め』と指示してくだされば読みますから、本に書いてないことを教えてください」という趣旨の返事が返ってきたことを、覚えています。
社会学を専攻するものだと思っていたら、行政学しかも地方自治を専門に選びました。それについては、私も責任の一端があります。この本のあとがきに、少し触れられているので、お読み下さい。
う~ん、責任重大ですね。さらに研究を深められ、大成されることを期待しています。

東日本大震災被災者生活支援本部勤務

2011年4月13日   岡本全勝

ご無沙汰していました。4月2日以来の加筆です。
連日、忙しく仕事をしていますが、最初のころと比べると、仕事が回るようになりました。そこで、最近は、比較的早く帰宅できるようになりました。もっとも、職員に指示を出して私だけが早く帰るので、職員はその後も残業です。ごめん。
私は早く帰宅しても、お風呂に入って、バタンキューなので、このホームページの加筆ができませんでした。たくさんの方から、励ましや参考情報などをメールで頂いているのですが、返事を出していません。申し訳ありません。
一方、朝は、早くに目が覚めます。あれもしなければ、これも指示しなければと、次々と課題が頭を駆け巡ります。それでも、最初の頃は、考え事でほとんど寝ることができなかったことに比べると、最近は睡眠が取れています。
で、早めに出勤して、職員が夜のうちにつくってくれた資料に手を入れ、布団の中で考えた事項を指示書に書いて、朝9時には一仕事を終えるというパターンを繰り返しています。

昼ご飯を食べそびれると、夕飯も食べそびれることがあるので、最近は会議中であろうが、職員が私の前に座って説明をしていようが、12時になったら、キョーコさんに作ってもらった弁当を広げて食べるという「わがまま」を通しています。その結果、減量は3キログラムで停止し、最近は復活基調にあります。ある職員は「岡本次長の減量に協力するため、もっと忙しくしよう」と言ってくれます(笑い)。
はじめの2週間は、100人入っている講堂で職員に指示を出すので、ついつい大声になり、喉を痛めました。薬を飲みつつ、ペットボトルのお茶で常時喉を潤さないと、咳が止まりませんでした。ようやく、それも治まりました。しかし、依然としてペットボトルは手放せず、会議などにも常に持ち歩いています。

生活支援事務局のホームページができました。被災者や避難者の数、インフラなどの被害と復旧状況などのほかに、関係者に共有してもらうために、生活支援本部が取り組んでいる仕事の概要を載せました。また、これまでの対策の経過(事務記録)も載せてあります。毎日忙しく仕事に追われていると、日にちの感覚がなくなります。仕事の内容も、どんどん変化します。記録しておかないと、「あれはいつのことだったっけ」「忙しかったけど、毎日何をしたのだろう」と忘れてしまいます。ご関心ある方は、ご覧下さい。数値などは、毎日更新します。