被災者支援勤め1か月

生活支援本部での勤務が、約1か月になりました。
この間に、東京は、ソメイヨシノがほぼ散りました。内閣府の前庭では、山桜が満開で、八重桜が咲き始めました。我が家の椿も、たくさんの花を咲かせたのですが、楽しむ間もなく終わりました。鉢植えの桜は、キョーコさんが水をやってくれたので、きれいに咲きました。プランターのチューリップも、次々と花を咲かせています。

1か月は、早いですね。生活支援本部では、先にも書いたように、私が毎朝早めに出勤して、職員に指示書を出します。毎日9:30に、審議官、参事官たちが集まって、班長会議を開き、その日の仕事を打ち合わせます。
私が朝に出した指示書は、その場でほとんど回答が出ます。班長さんたちの仕事の速さは、驚異的です。というか、次々片付けないと、たまる一方なので、完璧を待たず、できた範囲で回答するのです。資料の中に、堂々といくつも「不明」「現時点では把握できず」と書かれています。今のような仕事では、仕方ないことです。
そこで修正したものを、11:00からの運営会議に、諮ったり報告します。項目数で、毎日5~10になります。運営会議は、大臣以下の幹部が出席します。16:30には、再度、班長会議を開き、運営会議で出た宿題や、新たな課題を議論します。
そのほか、火曜日と金曜日には、官邸で関係府省連絡会議(各省次官や長官が参加)を開き、本部での仕事の進捗を報告し、各府省での取組を報告してもらいます。
今日は休日で、運営会議がありませんでした。かかってくる電話も少なく、仕事がはかどりました。午前中に、私の指示書を8枚ももらった参事官もいました。午後に副大臣が顔を出され、「全勝さんから、何枚もらった?」と聞かれ、「無数です」と答えていました(笑い)。
昨日出しておいた指示書に、昨夜のうちに返事を書いてくれた参事官もいます。たぶん今夜も、椅子の上に私が置いておいた指示書を、処理してくれているでしょう。申し訳ありません。
もうそろそろ、指示書を出すことをやめようと、考えているのですが。布団に入ったり、職場の椅子に座ると、次々としなければならないことや、新しいアイデアが、わいてくるのです。