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大震災、二重ローン対策

2013年9月28日   岡本全勝

今回の大震災に際して、新しく取られた政策の1つに、二重ローン対策があります。
事業を再開したり、家を再建しようとしても、既に借りていた借金があると、その上に新しい借金が乗るのです。しかも、先にお金を借りて建てた工場や自宅は、津波に流されています。これでは、新しく借金はできません。二重ローン対策は、簡単に言うと、銀行との話合いで、借入金を一部免除してもらうのです。 漫画がわかりやすいです。
その中に大きく分けて2つあり、一つは事業向けのもの、もう一つは個人の住宅ローン向けがあります。前者は、東日本大震災事業者再生支援機構と産業復興機構が担っています。後者は、「個人債務者の私的整理に関するガイドライン」です。
これは、国・銀行・法曹界が作った指針です。ガイドラインには、次のように書かれています。
「法的拘束力はないものの、金融機関等である対象債権者、債務者並びにその他の利害関係人によって、自発的に尊重され遵守されることが期待されている。」
法律でもなく、一企業や銀行の方針でもない、新しい型の「行政手法」です。ソフトローに分類されるのでしょうか。
これまでに、相談件数は4千件あまり、債務整理が成立したのは500件あまりあります。

読者は厳しい

2013年9月27日   岡本全勝

昨日の記述に、抗議のメールが来ました。
1つは、楽天優勝の記事について、「島捕手は、嶋捕手の間違いです」と。ご指摘の通りです。
もう1つは、復興指標で、「簡単な方を作っているのが市原君、難しい方を作っているのは中川君です」と。はい、直ちに修正します。ごめん、中川君。

広野町の米作り

2013年9月26日   岡本全勝

原発事故で一時避難をお願いした広野町で、米作りが再開され、新米ができました。広野町は、福島県浜通り、いわき市の北にあります。第一原発から半径30キロですが、放射能汚染の影響はありません。今年は、水田の約半分で、作付けが行われました。
消費者に安心していただくため、入念な検査をしています。消費者が、風評被害に惑わされず、買ってくださることを期待しています。ここまで検査している米は、他にないのですから、安全です。

復興推進委員会

2013年9月25日   岡本全勝

今日は、有識者会議である復興推進委員会を開きました。今日の議題は、「新しい東北」です。復旧の先を見据えて、東北の未来、さらには日本の未来を切り開くために、「新しい東北」という名の下に、いろんな挑戦を支援しています。
一つは「モデル事業」です。もう一つは「人材派遣の仕組み」です。三つ目は「投資の促進」です。
もちろん、企業が自らのリスクで投資してくれれば、苦労はありません。他方で、公費丸抱えでは、補助金がなくなったらその事業は終わります。その中間が狙い目です。起業家支援やインキュベーターも、同じだと思います。
ご協力いただいた提案者や、審査をしてもらった有識者の方に、お礼を申し上げます。モデル事業の選定は、約60事業を絞り込みましたが、最終調整中です。決まり次第、お知らせします。