「新しい東北」の試みの一つとして、「世界にも通用する究極のお土産」があります。大手百貨店等のバイヤーが東北のお土産を選びます。14日に最終選考会が開かれ、10のお土産が選ばれました。テレ朝が、ニュースで紹介してくれました。動画で見ることができます。「凄腕バイヤーが選ぶ 「究極のお土産」10品決定」。東北の生産者と買い手をとを結びつけ、コンクールという形で、皆さんの耳目を引きます。うまくいくと、全国の流通に乗せることができます。新しい形の、復興支援です。
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工事の進捗が分かる定点観測
ベルトコンベア終了
9月15日に、岩手県陸前高田市で、かさ上げ工事に使う土砂を山から運んでいるベルトコンベアが、仕事を終えたとのことです。「NHKニュース」。
隣の山を削って、川を越え、市の中心部まで土砂を運んでいました。空中高く設置され、全長3キロもあり、観光名所になっていました。500万立米、東京ドームおよそ4個分に当たる土砂を運びました。ダンプカーで運んだら、8年以上余計にかかったとのことです。5立米積むことができるダンプカーだと、100万回往復する必要があります。
ITの特徴を生かした企業による支援
9月15日の朝日新聞経済欄が、「IT大手、舞台は被災地 海産物通販など新事業探る」として、ヤフー、グーグルの試みを取り上げています。
・・・被災地で、大手IT企業が地道にビジネスを続けている。東北の特産品のネット販売や、被災地と全国の人や企業を引き合わせるサービスなどを手がける背景には、東北でつくったビジネスモデルを、日本のほかの地方にも広げていこうとの狙いがある・・・
・・・震災から9カ月後の2011年12月、ヤフーは、東北3県の海産物や伝統工芸品などを扱う通販サイト「復興デパートメント」を立ち上げた。販路を拡大したいという地元企業の声を受けて始め、現在、出店事業者数は約1千に達し、約3千点の商品を扱う・・・
ありがたいことです。もっとも、事業としてはまだ赤字だそうで、「震災から時間が経ち、「復興支援」の名目だけでは商品が売れなくなってきている」とのことです。
グーグルは、被災地と全国の企業や人をネット上で結びつける「イノベーション東北」をやってくださっています。東北の企業の要望と、それに応える技術を持つ人や企業を引き合わせるサービスで、これまでに570組以上の引き合わせに成功したとのことです。それぞれリンクを張ったので、事業内容をご覧ください。
被害が大きく事業の遅れる団体
9月12日の産経新聞は、被災40市町村の首長アンケートを載せていました。復興状況について、進んでいる+どちらかといえば進んでいるは、合わせて21人で約半分です。復興完了時期は平成32年度までが24団体で、33年度以降が15団体です。
ところで記事でも紹介されていますが、前回調査は平成26年3月で、対象は170市町村でした。その際は、復興の進捗が予想通りという首長が7割で、復興完了期間は平均で4.6年でした。今回は被害の大きかった40団体を対象としているので、遅れている・時間がかかる割合が大きくなっています。たぶん今回の対象から外れた130市町村は、ほぼ復旧が終わっていると推測されます。